アキ・アルテック株式会社情報「A.G. Davis-AA Gageの詳細」


ホームページのトップへお知らせと情報A.G. Davis & AA Gages社の詳細

アメリカ A.G. Davis-AA Gage社目次
  • 2008年12月 : ウルトラデックス購入の工作機械メーカから所有テーブルのオーバーホールを受注
  • 2008年08月 : 工作機械メーカに16インチ全自動ウルトラデックス納入
  • 2008年05月 : "ウルトラデックス"日本語版総合カタログ
  • 2008年04月 : FANUC NC制御に対応の16インチ全自動ウルトラデックス受注
  • 2006年10月 : A.G.デイヴィス-AAゲージ社日本代理店証明書入手
  • 2006年09月 : 航空業界からグルーブゲージ受注
  • 2005年12月 : グルーブゲージ受注
  • 2002年09月 : AA Gage社Ultradexとは何ですか?


  • A.G. Davis-AA Gage社ホームページ


    最終更新 : 2008年12月

    ウルトラデックス購入の工作機械メーカから所有テーブルのオーバーホールを受注

    2008年8月に16"全自動ウロトラデックスを購入してくれた顧客は実はかなり以前から国産の研削盤にアメリカAAゲージ社の16"ウルトラデックスを組み込んで使用し、そのAAゲージ社製作の古いウルトラデックスとコントローラを所有していました。8月の納入で問題なく、新型全自動ウルトラデックスが国産研削盤上でFANUC NCコントローラによる作動が確認できましたので、実はご所有の古いテーブルのオーバーホールの依頼を受けました。お手持ちのコントローラは非常に古く、メーカでも対策がないとのこと、ウルトラデックスでしたらオーバーホールして新型コントローラにより制御せきるようにあわせて改善してくれるとのことで、仕様打合せが行なわれ今回そのオーバーホールを受注しました。アメリカA.G. Davis - AA Gage社へ古いウルトラデックススを送り返して約3ヵ月後に再度輸入します。8月に納入した新型16"全自動ウルトラデックスの評判が良く今回の受注になりました。


    最終更新 : 2008年8月

    工作機械メーカに16インチ全自動ウルトラデックス納入

    Ultradex on Grinder 2008年4月に受注しました16インチ全自動ウルトラデックスが8月に納入となりました。国産の研削盤のテーブルに積載して、高精度インデックステーブルの割り出し機構の研削に使用されます。なおFANUC製NCコントローラにてウルトラデックスは自動制御されます。
    インデックス精度は±1秒仕様ですが、メーカ出荷時の精度では0.5秒以下でした。下の写真はコントローラの前面パネルです。


    Ultradex Controller


    最終更新 : 2008年5月

    "ウルトラデックス"日本語版総合カタログ

    Ultradex Catalogue "ウルトラデックス"日本語版総合カタログ及び技術資料「角度の測定と超精密インデックステーブル"ウルトラデックス"について」をご希望の方はE-メイルにてお申込み下さい。

     日本語版カタログ及び技術資料をご希望の方はE-メイルでお申込み下さい。




    最終更新 : 2008年4月

    FANUC NC制御に対応の16インチ全自動ウルトラデックス"Ultradex®"受注

    Automatic Ultradex Mark IV 写真は16インチ全自動ウルトラデックスMark IVとそのコントローラです。

    アメリカA.G. Davis - AA Gage社の剛性タイプロータリーインデックステーブル”ウルトラデック マークIV” は他のウルトラデックス マークIIIモデルよりも、許容荷重とクランプ圧力を強化した剛性タイプです。設計思想は高精度機械加工、精密測定や歯車検査をターゲットに、位置決め誤差が累計されないインデックス構造で絶対回転位置決め精度±1アーク秒以下で繰り返し精度±1/20アーク秒という高精度要求のアプリケーション専用に作られています。
    本テーブルは超高精度セレーション(歯)を利用しています。これは高精度インデックスを保証するだけでなく、そのセレーションが噛み合った状態では殆ど一体金属の固体のように剛性のあるカップリングを創生します。
    テーブル上面は内蔵のエアシリンダにて持ち上げられ、さらに噛み合いのクランプも兼ねます。空気源は5.2-5.6 bar(520-560 kPa、75-80 PSI)でテーブル上面の持ち上げとクランプに使用します。テーブル上面は持ち上がった時に回転しインデックスされます。テーブル上面の回転はステップモータの減速ギアで行なわれます。インデックス角度はインデックスすべき角度と同じモータのパルス(ステップ)の数で制御されます。
    ウルトラデックス マークIV” ロータリーインデックステーブルはインデックスさせるのに手動と自動があります。テーブルが横構造(上の写真のように縦軸)と縦構造(横軸)があります。インデックス角度は1回転で180度(2度とび)から1440(1/4度すなわち15分)位置まで選択できます。テーブル上面の大きさは8インチ(約203mm)、12インチ(約305mm)、16インチ(約406mm)、24インチ(約610mm)及び36インチ(約914mm)があり、上面の仕様はT溝付きあるいはタップネジ付きが選べます。自動インデックスタイプは上写真のコントローラもご要望により納入できます。またFANUC製NCコントローラとのM-機能によるマッチングも行なえます。
    今回日本の中堅工作機械メーカよりこのFANUC NC仕様で16インチ全自動ウルトラデックスをコントローラ付きで受注しました。



    最終更新 : 2006年10月

    A.G.デイヴィス-AAゲージ社日本代理店証明書入手

    Official sales agent AA Gage社単独の頃から日本において超精密インデックステーブル"ウルトラデックス Ultradex®"を販売しておりました。昨年からある顧客にて現場担当者と打ち合わせを行い仕様や機種を決定しました。その後購買担当者から弊社が日本での総代理店かどうか聞かれました。弊社はウルトラデックスの販売経験は数回ありますが、現実にはAA Gage社がA.G. Davis社と一緒になった時に詳細には販売に関して打ち合わせておりませんでしたのでその旨お話しましたら、別ルートからの輸入が行われました。メーカもアメリカの会社からの引合では売らざるを得ないとのことでした。このため弊社が日本での販売代理店であるという証明書をA.G. Davis-AA Gage社に書いてもらいました。特にA.G. Davis部門関係の測定工具類もまとめて弊社で総代理店をやるほどの力はありませんので、弊社はメーカから直接購入できる日本での販売代理店として弊社と直接コンタクトできる顧客様には誠意を持って対応していこうと思います。
    代理店証明書を詳細に見たい方は証明書上をクリックして下さい。大きくなります。



    最終更新 : 2006年9月

    航空業界からグルーブゲージ受注

    Ag Davis-AA Gage Groove Gage Catalogue 特に航空機業界においては契約元と同じアメリカ製の計測機器による測定がmustなことが多く、今回もある飛行機部品の図面を渡されA.G. Davis社グルーブゲージでFederal(現在はドイツ マール社に買収されマール・フェデラル)社のインジケータの指定がありました。ただ今回は顧客様も昨年に引き続きA.G. Davis社グルーブゲージは2回目のためにメーカにはオリジナル寸法ではなく、測定に際し使う現場から提案されました新しい寸法での製作を依頼しました。
    グルーブゲージに関しては左記のようなカタログも作りました。ご希望の方はE-メイルにてお申込み下さい。

    カタログ希望などご意見をお聞かせ下さい。



    最終更新 : 2005年12月

    グルーブゲージ受注

    AG Davis-AA Gage Groove Gage ある商社の方から弊社のウエッブサイトからA.G Davis社名前を見つけましたがとのお話がありました。実はエンドユーザで右の写真のようなA.G. Davisと刻金がある溝の測定機器を使用しているが仕様変更で溝寸法が変更になり全く同じタイプのグルーブゲージの引き合いを受けました。弊社はAA Gage社とは取引きが古く、実はAA Gage社がA.G. Davis社と一緒になってからはまだメーカとは正式にコンタクトしておりませんでしたが、今回の引き合いでAA Gage社の時と同様に直接発注できる承認を得ました。顧客様からはフェデラル社の指示計の型番の指示までありましたが、図面など数回のやり取りで受注し無事に納入できました。

    A.G. Davis-AA Gage社ホームページ


    最終更新 : 2002年9月

    AA Gage社Ultradexとは何ですか?

    Ultradex Gacegear AA Gage社は1937年創立の会社で、社名はAbsolute Accuracyからとっており、小規模でも非常にユニークな会社の多いアメリカのミシガン州に本社を、そして隣のインジアナ州に第二工場を持っています。初期の頃は顧客のゲージ部門を受け持つ治具工場のような仕事をしていました。1953年角度基準を作るうえに不可欠な円周分割のセレーションタイプのインデックステーブル"ウルトラデックス"を発表し特許をとりました。この"ウルトラデックス"はインデックス精度が0.25秒以下でセレーションが噛み合っている時には、すなわちクランプしている時には上下テーブルが一体構造となって、非常に剛性が強く他の構造のインデックステーブルとは精度や強度の面で比較になりません。また縦型と横型の2機種があり高精度な角度が要求される航空業界やジグボーラやジググラインダの精密工作機械の加工機治具として広範囲に使用されています。
    日本では超精密ジグボーラやジググラインダで知られるコネチカット州のムーア社もその超精密1440インデックステーブルにはAA gage社特許に基づき円周に1440の歯を持つセレーションを自作しているのです。

    Facegear Mesh 超精密インデックステーブル"ウルトラデックス"
    インデックスの原理は固定されたベースと回転テーブルにそれぞれ直径や歯の数、形状が等しい二つのフェースギア(セレーション)を対向して取り付け、この放射状のセレーションをお互いに噛み合わせて左の写真の左側のように固定します。そして右側のようにこの歯の噛み合いをはずしテーブルを歯のピッチ分だけ回転させて噛み合わせると、角度の変化は歯のピッチに相当する角度になります。すなわち360セレーションは1度のインデックステーブルになり、1440セレーションは1/4度すなわち15分のインデックステーブルになります。このセレーションタイプが高い分割精度が得られる理由は第一に全ての歯が同時に噛み合うために得られる平均化の効果です。さらに歯の製作時に任意の噛み合いで研削やラップが行われているため、全て歯の大きさ、形状やピッチが同一になろうとする傾向で高精度になり、使用すればするほど精度は良くなります。しかもセレーションが噛み合っている時は100%金属同士のメッシュとなり、一体構造になり剛性が出て大きな負担がかけられ、測定だけでなく加工治具としても使用されます。このためにムーア社がジグボラやジググラインダの加工用治具として採用したのです。なお自己校正法によりインデックステーブル自身のインデックス誤差の検査もできます。
    インデックス精度 : ±1/8秒以下
    リピータビリティ : ±1/20秒以下
    製作可能なセレーションの数(読み取り角度) : 180歯(2度)、360歯(1度)、720歯(0.5度)、1440歯(0.25度)
    この他にも120歯、280歯、375歯、400歯、512歯、672歯、1024歯、1350歯
    テーブル直径 : 5"(127mm)、7"(177.8mm)、8"(203mm)、10"(254mm)、12"(304.8mm)、18"(457mm)、24"(610mm)、36"(914mm)、48"(1219mm)
    "ウルトラデックス"の例 : 左から「5"角型ポリゴン」=360面体ポリゴンミラー相当、「8"縦型Bタイプのウルトラデックス」、「12"横型Aタイプのウルトラデックス」
    Ultradex Polygon Ultradex 8 Ultradex 12



    Ultradex Catalogue   技術資料「角度の測定と超精密インデックステーブル"ウルトラデックス"について」を
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