アキ・アルテック株式会社情報「アメリカ ウインタース社の詳細」


ホームページのトップへお知らせと情報Winters社の詳細

アメリカWinters社目次
  • 2010年03月 : He-Neレーザ モデル100のレーザ管修繕交換
  • 2009年05月 : He-Neレーザ モデル100のレーザ管修繕交換
  • 2008年02月 : He-Neレーザ モデル100のレーザ管修繕交換。ギャランティ業務も行なう。
  • 2004年04月 : He-Neレーザ モデル200発表し、HPもオープン
  • 2003年05月 : 長さの第一次国家標準とは、アメリカWinters社とは

  • Wintersサポート(製品等に関するFAQ)もご参照ください



    最終更新 : 2010年3月及び2009年5月

    Winters He-Ne Laser Model 100 ウインタース社ヨウ素安定化He-Neレーザモデル100の
    レーザ管交換で修繕輸出後再輸入へ

    アメリカのウインタース社ヨウ素安定化He-Neレーザモデル100は前述の光学メーカの大手企業様でも3台使用されていました。そのうちの2台のレーザ管が劣化し、交換を行ないました。1年中電源オンのフル稼働ですとどうも2-3年でレーザ管が劣化するようです。但しヨウ素安定化He-Neレーザは交換した事がありません。メーカでも世界中に百数十台納入した中で数台のみとのことです。なお交換修繕したレーザユニットは現在フル稼動しているとのことです。




    最終更新 : 2008年2月

    ウインタース社ヨウ素安定化He-Neレーザモデル100修繕輸出後再輸入へ

    アメリカのウインタース社ヨウ素安定化He-Neレーザモデル100は長さ校正用として日本では(財)機会振興協会技術研究所様にて受託業務のレーザー波長校正装置にネオアーク株式会社様ヨウ素安定化He-Neレーザーとともに使用されています。日本のその他の顧客にて使用されているのはMicro-g LaCoste社の絶対重力計への組込みだけと思っていましたが、実は日本の光学メーカの大手企業様でも数台使用されていたのです。アメリカ子会社で購入して日本へ輸入し、その子会社で作っている測定機の日本での出荷前の測定機の長さ校正用でした。1台は購入して1年以内で、もう1台は既に数年フル稼働でレーザ管交換です。ギャランティ分はメーカ検査の結果、今回運悪くレーザ管から若干の漏れが見つかり動作不安定になり、メーカでギャランティでレーザ管の無償交換をしてもらいました。いずれも弊社からアメリカコロラド州デンバ(アメリカNISTのレーザー研究部門があります)のウインタース社に再輸入の許可を取り2台とも送り返して修理してもらいました。現在非常にスムースに稼動しております。


    最終更新 : 2004年4月

    アメリカ ウインタース・エレクトロ・オプティックス社(Winters Electro-Optics, Inc)はオフセットロックヨウ素安定化ヘリウムネオン(He-Ne)レーザ"モデル200"を発表しました。また4月からホームページも開設し、弊社ホームページにもリンクされています。

    Winters He-Ne Laser Model 200アメリカウインタース社製のモデル200オフセットロックヨウ素安定化ヘリウムネオンレーザは、高精度レーザ干渉測定でイントラキャビティヨウ素安定化レーザを使用する際に起こる複雑さを改善するためにデザインされました。これはモデル100のヨウ素安定化レーザと同等の精度と安定性を持ち、周波数変調なしに出力パワーを8倍ほど増加させました。
    これは2番目のHeNeレーザをヨウ素安定化レーザキャビティに安定させ、ヨウ素安定化レーザから高出力"オフセットロック"レーザまでの周波数の精度と安定性を効果的に転送するすろことで成し遂げられます。便宜上、2つのレーザキャビティは両方のレーザを安定させるために必要な全ての光学部や電子部と一緒に同じケースに収納してあります。この結果、非常にコンパクトで集積されたシステムが完成しました。オプションとしてシングルモードのファイバーオプティクス出力はレーザをどこでも使用できるようにします。
    このオプションのシングルモードのレーザ出力の代表的アプリケーションは地球物理測定の絶対重力でアメリカのマイクロG社FG5型絶対重力計に組み込まれています。その他レーザ干渉計やレーザ分光計のレーザ源として使用されます。

    仕様
    1. 周波数精度:2.5 x 10-11
    2. 出力オフセット周波数:+110.000 ± 0.003 MHz
    3. 出力パワー:0.8 - 1.0 mW
    4. 大きさ:50.8 x 30 x 10 cm、15.5 kg
    5. 米国CDRH規格:クラス II レーザ製品

    オフセットロックヨウ素安定化HeNeレーザ モデル200のカタログ

    開設なったWinters社ホームページ



    最終更新:2003年5月

    長さの第一次国家標準になりうるヨウ素安定化ヘリウムネオン(He-Ne)レーザを研究目的で試作している研究所・会社は世界にあります。アメリカ ウインタース・エレクトロ・オプティックス社(Winters Electro-Optics, Inc)はこの長さ測定の第一次国家標準となりうるヨウ素安定化ヘリウムネオン(He-Ne)レーザを製造・販売している数少ない会社の一つですが、2003年4月末現在で28カ国に96台が納入されております。日本にも主に重力計に組み込まれて10セット以上が納入されています。長さの基準器としては(財)機械振興協会技術研究所殿に納入されています。同研究所殿には日本でこの種のレーザの唯一の製造会社であるネオアーク株式会社殿(もと工業技術院計量研究所の指導にて共同開発)製品と一緒に活躍しています。価格的には円安と為替変動分のみのリスクで国産とほとんど変わりません。しかも世界で約100台の納入実績は他社とはまた別の信頼性を有しています。またウインタース社ではフランスBIPMとは毎年1回比較測定し校正を行っています。

    パリ郊外セーブルにある国際度量局(BIPM, The Bureau International des Poids et Mesures)は国際度量衡委員会(CIPM, The Comité International des Poids et Mesures)の指揮のもとにメートル原器を含む国際原器の保管、各国原器の比較、度量衡に関する研究などを行う機関です。ここではヨウ素セルを製造し校正しています。このヨウ素セルを使用して633nmのヨウ素分子吸収線波長安定化ヘリウムネオンレーザを製造している会社が、アメリカ コロラド州ロングモント市にあるウインタース・エレクトロ・オプティックス社で1993年9月に創立された会社で、世界各国に輸出され、既に長さの第一次国家標準として採用されている国もたくさんあります。2003年4月末現在で28カ国96台納入済みです。技術資料「メートルの歴史」が用意されていますので、お申し込みください。


    Winters He-Ne Laser Model 100・ 1997年国際度量衡委員会(CIPM)よりメートル実用の付として勧告されている
        標準光に準拠
    ・ スペシャリストでなくとも操作できるように設計
    ・ 可搬型で剛性コンパクトデザインは研究室はもとより、フィールド使用でも
        高性能を発揮
    ・ 実用標準レーザの波長校正に利用

    1. 波長は633nm、出力100μW
    2. 周波数の安定度:2.5x10-11 (12kHz、S型飽和ヨウ素セル)
    3. 仕様は国際度量衡委員会(CIPM)1997年の勧告に準拠
    4. ヨウ素安定化セルは国際度量衡局(BIPM)にて製造、校正
    5. 自動、手動操作が可能
    6. 軽量、運搬可能、剛性コンパクトデザイン



    ウインタース社はレーザだけでなく、そのレーザを使用して校正するレーザヘテロダインシステムとその校正ソフトウエア(LaserCAL)も製造しております。下記左側写真は全体図で右側はそのレイアウト図です。上側に基準のウインタースモデル100型をセットし、下側に校正するレーザユニットをおきます。





    ヨウ素安定化He-Neレーザー100型のカタログ
    レーザヘテロダインシステムのカタログ
    校正ソフトウエア(LaserCAL)のカタログ

    技術資料は以下の2種類です。E-メイルにてご請求いただければ別途郵送致します。

    −技術資料−メートルとは?
    長さの単位“メートル”の定義が、1983年10月の第17回国際度量衡総会に於いて「メートルは光の速さ分の1秒間に光が真空中を伝わる長さ、すなわち1秒の299 792 458分の1の時間に、光が真空中を伝わる行程の長さ」と改定されました。これは1975年第15回国際度量衡総会の決議2で真空中の電磁波の伝播速度に対してc=299 792 458m/sとなる値の採用が勧告されました。この光の速さの値を変更しないでおく事は、特に天文学や測地学に有利である事、逆に勧告されている値に等しい一つの定義値として光の速さを決める事がもたらす影響等も検討されましたが、このcが使われました。.........


    ウインタース社長が行うセミナの翻訳資料
    1. Winters Electro-Opticsの紹介 2. メートルの歴史 3.基礎レーザー理論
    4. レーザー安定化技術 *レーザー安定化技術 *偏光安定化レーザー *ゼーマン安定化レーザー *ヨウ素安定化レーザー
    5. モデル100レーザーの操作 *自動操作 *手動操作 *サービスおよびメンテナンス *操作パラメータの調整
    6. ヘテロダインの測定 *ヘテロダイン信号の生成 *W.E.O.ヘテロダインシステムの使用 *LaserCalソフトウェアの使用
    7. レーザーの特別タイプの試験 *ヨウ素安定化レーザー *偏光安定化レーザー *ゼーマン安定化レーザー



    技術資料(メートルとは?及びセミナ翻訳資料)のご請求はE-mailにてお願いします