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アメリカWintersウインタース社や製品関係に関して、よくある質問をまとめました。

Winters社の最新情報は「お知らせと新情報」の項目を参照ください。

よくある質問(FAQ=Frequently Asked Questions)の目次
  1. メートルの定義が分かりにくいのですが?
  2. ウインタース社とは?


よくある質問(FAQ=Frequently Asked Questions)の回答
  1. メートルの定義が分かりにくいのですが?
    (答) メートルの定義は「メートルは光の速さの分の1秒間に光が真空中を伝わる長さ、すなわち1秒の299792458分の1の時間に、光が真空中を伝わる行程の長さ」です。メートルはその歴史から話さないと分かりにくいために弊社試料:「メートルとは?」別途Eメイルにてお申し込みください。BIPM、MKS単位、ヨウ素安定化ヘリウムネオンレーザなどが記述されてあります。
    但し日本では2009年7月16日に「日本の長さの国家基準」が新方式になったと(独)産業技術総合研究所が発表しました。それまでは日本の計量法にて定められた長さの国家基準(特定標準器)は産総研にある「ヨウ素安定化ヘリウムネオンレーザ」でしたが、今回光周波数コムを採用した協定世界時に同期した光周波数コム装置が、長さの国家基準として指定されたそうです。日本には計量法があり、そこで産業界や社会で適正な計量が実施できるように計量トレーサビリティ制度が定められています。そこでは国家標準(特定標準器)が指定され、校正事業者は国家標準にトレーサブルで確実な校正サービスを供給する仕組みとなっており、今回の特定標準器の変更がどのようにトレーサビリティ制度に組み込まれている計測器にどのように位置していくのか注目しています。ちなみにBIPMやPTBでは今でもメートルの基準としてはヨウ素安定化ヘリウムネオンレーザが用いられています。


  2. ウインタース社とは?
    (答) アメリカのコロラド州ボルダの北西10kmに位置するロングモントにある、Winters Electro-Optics, Inc.社です。1993年9月に創立され、国際度量衡委員会(CIPM)の指揮下で国際原器の管理や、各国原器の比較、度量衡に関する研究などを行なう国際度量衡局(BIPM)はフランス パリ郊外のセーブルにありますが、ここで長さの標準光であるヨウ素セルを製造校正しています。このこのヨウ素セルを使い633nmのヨウ素分子吸収線波長安定化ヘリウムネオンレーザの自動ロックの装置を製造しております。1号機のモデル100は1994年最初に作られすでに世界中の30カ国100セット以上に輸出されています。特に絶対重力計の基準レーザに用いられ日本にも10台近くが納入され活躍しております。
    モデル200もあります。オプティカルファイバにて出力されますので顧客の装置に簡単にあわせて組み込めます。





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