サッカー好き集まれ(第8号:オリンピック2004サッカー特集)


Olympic 2004 Athens ホームページのトップへドイツ好き第8号:オリンピック2004サッカー

Football Olympic 2004 Athens

最終更新 : 2004年8月

このコーナは以後更新されません。

オリンピック2004サッカー
2004 The Olympic Games in Athens
  • No.20 : (2004.08.30)サッカーとは無関係にオリンピック2004アテネ大会のメモ
  • No.19 : (2004.08.28)男子アルゼンチンが初金メダル、パラグアイは銀メダル
  • No.18 : (2004.08.27)男子イタリアがイラクを破り68年ぶり銅メダル獲得
  • No.17 : (2004.08.26)女子アメリカ金、ブラジル銀、ドイツ銅メダルに!
  • No.16 : (2004.08.24)男子準決勝が行われ、アルゼンチンとパラグアイが決勝へ
  • No.15 : (2004.08.23)女子準決勝が行われ、ドイツはアメリカに敗退
  • No.14 : (2004.08.21)男子準々決勝が行われ、準決勝組み合わせ決定
  • No.13 : (2004.08.20)準々決勝日本女子敗退、ドイツ女子は準決勝へ
  • No.12 : (2004.08.18)男女とも決勝トーナメント組み合わせ決定
  • No.11 : (2004.08.18)男子日本代表は最終戦でガーナに勝つ
  • No.10 : (2004.08.17)ドイツ女子決勝トーナメントへ、日本男子は明日まだ一次リーグあり
  • No.9 : (2004.08.15)男子サッカー日本代表は一次リーグで敗退決定
  • No.8 : (2004.08.14)女子サッカー日本代表はナイジェリアに0-1で敗北
  • No.7 : (2004.08.12)開会式前日の8月12日に男子サッカー始まる
  • No.6 : (2004.08.11)開会式2日前の8月11日に女子サッカー始まる
  • No.5 : 6月9日サッカー組合せ抽選決定
  • No.4 : オリンピックでのサッカー試合予定
  • No.3 : サッカーが行なわれる5つのギリシャの都市
  • No.2 : アテネオリンピック2004 サッカー出場国
  • No.1 : オリンピックで開催された過去のサッカー戦績

    オリンピック2004アテネの公式HPはここをクリック
      但しギリシャ語、仏語、英語のみ


  • その他のサッカー情報は以下をご参照ください

    2004年7月4日ギリシャ優勝で幕を閉じたユーロ2004ポルトガル大会についてはここをクリック
    2004年8月7日日本優勝で幕を閉じたアジア杯2004中国大会についてはここをクリック

    2002年W杯日韓大会はここをクリック
    2006年W杯ドイツ大会はここをクリック
    2010年w杯南アフリカ大会はここをクリック



    第20号 : サッカーとは無関係にオリンピック2004アテネ大会のメモ

    (2004.08.30)21世紀最初の夏季オリンピック第28回アテネ大会は現地時間13日夜(日本時間14日未明)にアテネの五輪スタジアムで開会式が行われました。ギリシャの首都アテネは1896年の第1回大会を開催した近代オリンピック発祥の地で108年ぶりに故郷に帰還した大会には、国際オリンピック委員会(IOC)加盟の全202カ国・地域が集い、前回シドニー大会の199カ国・地域を上回る史上最多となりました。日本選手団は海外大会では最多の312選手を派遣しました。うち女子171選手と初めて男子選手を上回りました。
    開会式では、各国選手団がギリシャ語のアルファベット順に入場行進を行い日本選手団は57番目に登場しました。戦乱の続くイラクや戦後復興途上のアフガニスタンも姿を見せ、韓国と北朝鮮は前回シドニー大会に続き統一旗を先頭に合同行進が実現しました。
    オリンピック2004アテネ大会は既に11日から始まったサッカーに続き、14日から本格的に競技を開始17日間にわたる平和の祭典が幕を開けました。閉会式の行われる29日まで28競技301種目で熱戦が繰り広げられるます。紀元前8世紀に古代オリンピックが始まったギリシャのオリンピアで今年3月に採火された聖火は史上初の世界5大陸をリレーし、75,000人を収容するオリンピックスタジアムの巨大なトーチ型の聖火台に点火されました。右の写真(時事通信社)は開会式で聖火が燃え上がったオリンピックスタジアムです。
    第28回夏季オリンピック2004アテネ大会は8月29日(日)オリンピックスタジアムで閉会式が行われました。閉会式では光と音のパフォーマンスが繰り広げられ、続けざまに花火が打ち上げられました。そして途切れることのないギリシャと次回2008年開催国の中国の歌や伝統芸能、さらに降り注ぐ無数の風船と紙吹雪など、閉会式はギリシャがオリンピックをやり遂げた喜びにあふれていました。選手たちは開会式とは違ったリラックスした笑顔で入場しました。いつもの閉会式通り肩車をしたり、メダルを獲得した選手はそれを誇らしげに見せたりしていました。五輪旗がアテネ市長から北京市長に引き継がれると、聖火は徐々に消えていきました。
    今大会の日本は「お家芸」と言われる柔道、競泳、体操のほか陸上、新種目のレスリング女子で大活躍、金メダルはこれまで最多だった1964年の東京オリンピック大会と並ぶ16個、メダル総数では史上最多の37個を獲得しました。金メダル争いでは日本はアトランタ・オリンピック大会の21位、また前回シドニー・オリンピック大会の15位から大躍進し、1976年モントリオール・オリンピック大会以来の5位になり、日本国民の記憶に残る大会となりました。今回テロが考慮され厳重な警戒のもとで行われましたが、最終日の男子マラソン36kmすぎでトップを走っていたバンデルレイ・デリマ選手(ブラジル)に体当たりして歩道に押し出すハプニングが起きました。デリマ選手は数秒後にレースに復帰しましたがリズムを乱し、間もなく後続の2選手に抜かれて銅メダルに終わりました。救いはデリマ選手のこの銅メダルはまだ私が金メダルを取ってはいけないという神からの試練だという談話と国際オリンピック委員会(IOC)が29日同選手のスポーツマンシップをたたえ、近代五輪の父クーベルタン男爵の名前を冠したメダルを贈呈することを決めたことでした。しかしこの乱入事件はギリシャ当局の警備の甘さが問われます。後からTVにて放送していましたが女子マラソンのときにも左側の道を並走していた同じと思われる乱入者がいたことです。そのときには幸いにも警備にとめられました。もう一つ汚点はドーピング(禁止薬物使用)違反も過去最多の24件があったことです。誤審や大会の肥大化などのさまざまの問題を抱え、表面上の「スポーツと平和の祭典」は終了しました。北京五輪ではさらなる薬物の一掃、公正な競技運営(誤審はやはり悪い後味を残します。また特に今年サッカーのアジア杯で露呈した特に日本に対する観客のマナーの悪さ)など課題も抱えたまま、オリンピック発祥の地から再び世界に旅立っていきました。左上の写真(ギリシャオリンピック委員会)は閉会式で花火に包まれるオリンピックスタジアムです。花火はアジアの専売特許と思っていたら違うようです。
    以下は各国のメダル獲得数順位10位までのリストです。今回はドーピングチェックが厳格と前もって言われており疑わしき選手が参加しなかったこともあるようで、日本の躍進はその影響を良い方向に受けました。ハンマー投げの室伏選手は繰り上げ金メダルとなりました。

    金メダルによる順位国名金メダル数銀メダル数銅メダル数メダル合計数メダル総数による順位
    1アメリカ3539291031
    2中国321714633
    3ロシア272738922
    4オーストラリア171616494
    5日本16912376
    6ドイツ141618485
    7フランス11913337
    8イタリア101111328
    9韓国912930=9
    10イギリス991230=9


    第19号 : 男子アルゼンチンが初金メダル、パラグアイは銀メダル

    (2004.08.28)8月28日オリンピックサッカー男子の決勝戦がアテネのオリンピックスタジアムで現時時間10:00から開始されました。南米同士の対決となった決勝戦です。これまで圧倒的な強さを誇っていたアルゼンチンですが、パラグアイの中盤から前線での激しいプレスでなかなか自分の展開が出来ませんでした。しかし前半18分に健在なサイド攻撃とFWテベスの絶妙な飛び出しでゴールを奪い先制しました。それ以後アルゼンチンの中央の守備は堅くなりパラグライはなかなか決定機を取れないまま後半に入りました。後半アルゼンチンのプレスがききパラグアイは警告その他で2名の退場者をだしそのまま最後まで点を奪えず敗退しました。とはいえパラグアイはオリンピック史上すべての競技による初のメダル銀を母国にもたらしました。アルゼンチンにとってもオリンピックサッカーで初めての金メダルでした。アルゼンチンはここアテネで17ゴールで無失点、かつFWテベスは8ゴールでオリンピック得点王に輝きました。




    第18号 : 男子イタリアがイラクを破り68年ぶり銅メダル獲得

    (2004.08.27)8月27日テッサロニキにてイタリアとイラクによる3位決定戦が行われました。前日、イラク国内で武装勢力に拉致されていたイタリア人記者が殺害されたことが明らかになり試合前にイラクチームから弔意を表す花束が贈られました。イタリアは喪章をつけて試合に臨みました。重苦しい雰囲気が漂うなかでキックオフされた試合は開始早々の8分にイタリアのピルロが左サイドをうまくドリブルして相手DFを引き付け浮き球のセンタリングを送り、これをファーサイドのジラルディーノが難なく頭で合わせてイタリアが先制を果たしました。一方全競技を通じて44年ぶりのメダル獲得となるイラクもすぐさま反撃に移りましたが、あと一歩をGK及びDFに阻まれイタリアが1-0で銅メダルを獲得しました。イタリアがオリンピックのサッカーでメダルを獲得したのは1936年ベルリン大会の金メダル以来68年ぶりで、銅メダルは1928年以来2度目となります。明日28日アルゼンチンとパラグアイによる決勝が行われます。


    第17号 : 女子アメリカ金、ブラジル銀、ドイツ銅メダルに!

    (2004.08.26)まずアテネで行われた銅メダル決定戦ではシュート数の多かったドイツがスウェーデンに1-0で辛勝しました。前回2000年シドニー大会でも3位でした。その後に行われた金メダル決定戦ではアメリカが延長戦の末2-1でブラジルを下して、前回2000年シドニー大会銀メダルのリベンジを果たしました。




    第16号 : 男子準決勝が行われ、アルゼンチンとパラグアイが決勝へ

    (2004.08.24)アテネで行われた男子準決勝イタリア対アルゼンチン戦は、ボールを支配したアルゼンチンが3-0で勝利し決勝戦へ進出を決めました。テッサロニキにて行われたもう一戦のイラク対パラグアイ戦はイラクがボールを有利に占めシュート数も多かったのですが、決定打に欠きパラグアイに1-3で敗退しました。27日テッサロニキにて行われる3位決定戦はイタリア対イラクで28日のアテネにて行われる決勝戦はアルゼンチン対パラグアイとなりました。


    第15号 : 女子準決勝が行われ、ドイツはアメリカに敗退

    (2004.08.23)まずイラクリオンで行われた女子準決勝ドイツ対アメリカ戦は、アメリカが1点を取り有利に試合を進めドイツはロスタイムでやっと1点を返し延長戦に入りました。アメリカは延長戦でも有利に試合を進め2-1で決勝進出を果たしました。パトラスで行われたブラジル対スウェーデン戦は1-0でブラジルが勝ち、26日アメリカ対ブラジルでアテネにて金メダルあらそいを行います。なお同日ドイツとスウェーデンによる銅メダル争いも行われます。


    第14号 : 男子準々決勝が行われ、準決勝組み合わせ決定

    (2004.08.21)まずアテネで行われたマリ対イタリア戦は、初出場で平均年齢21歳5ヶ月とオリンピック出場16ヶ国中で最も若いマリがイタリアを押していましたが、数少ないチャンスを物にした巧者イタリアが延長のすえマリに辛勝しました。しかもこの試合でのイタリアのイエローカード6枚はマリの3枚の倍で、またボール占拠率はマリが55%と完全にイタリアの苦戦を物語っています。イラクリオンで行われたイラク対オーストラリア戦は1-0でイラクが勝ち、パトラスで行われたアルゼンチン対コスタリカは4-0でアルゼンチンが勝ち、テッサロニキのパラグアイ対韓国戦は3-2でパラグアイが勝ち、それぞれ準決勝に駒を進めています。
    本日の準々決勝4試合の結果により、次の準決勝の対戦は24日(火)にイタリア対アルゼンチン、イラク対パラグアイに決まりました。


    第13号 : 準々決勝日本女子敗退、ドイツ女子は準決勝へ

    (2004.08.20)日本女子は決勝トーナメントに入り、準々決勝においてグループGで1位のアメリカとテッサロニキで対戦しました。前半硬い守備をしていたのですが前半43分リリーの個人技で突破され1点を許しました。後半開始早々FKから1点を返しましたが14分にアメリカのFKにオフサイドトラップを仕掛けたましたが失敗、4人対GK1人で追加点を許してしまい、これが決勝点となり日本女子は1-2で準々決勝にて敗退しました。
    ドイツ女子はグループEで2位のナイジェリアとパトラスで試合をしました。後半開始早々に1点を入れられ追う展開となり後半31分36分と続けて点をとり2-1で準決勝へ駒を進めました。次は日本を下したアメリカと23日(月)イラクリオンにて対戦します。その他の準々決勝ではブラジルはメキシコに5-0、スウェーデンはオーストラリアに2-1で勝ちそれぞれ準決勝へ行きます。
    準々決勝4試合の結果により次の準決勝の対戦は23日(月)にドイツ対アメリカ、ブラジル対スウェーデンに決まりました。


    第12号 : 男女とも決勝トーナメント組み合わせ決定






    第11号 : 男子日本代表は最終戦でガーナに勝つ

    (2004.08.18)一次リーグのグループBとDの最終4戦が行われました。日本はガーナとアテネのパンテサリコ競技場にて対戦しました。ガーナはパラグアイやイタリアと対戦したときよりミスが多く、それに日本は助けられながら試合を支配したが前半37分の大久保のヘッディングシュート以外点を入れることはできませんでした。好機が合った割にはやはり点が入らず、日本は予選の一次リーグ敗退ながらやっと意地の1勝を上げました。
    本日の結果
    男子

    グループ B : (アテネ) パラグアイ 1-0 イタリア
    グループ B : (ボロス) 日本 1-0 ガーナ
    グループ D : (イラクリオン) コスタリカ 4-2 ポルトガル
    グループ D : (パトラス) モロッコ 2-1 イラク

    一次リーグ最終結果
    男子

    グループ B : 1位パラグアイ(勝点6)、2位イタリア(勝点4)、3位ガーナ(勝点4)、4位日本(勝点3) ..... 2,3位は規定
    グループ D : 1位イラク(勝点6)、2位コスタリカ(勝点4)、3位モロッコ(勝点4)、4位ポルトガル(勝点3) ..... 2,3位は規定




    第10号 : ドイツ女子決勝トーナメントへ、日本代表は休養するもまだ一次リーグあり

    (2004.08.17)一次リーグは予定通り8試合が行われました。アテネで行われたグループFの女子ドイツとメキシコは2-0でドイツの勝利で、ドイツ女子は2連勝で決勝トーナメント行きを決めました。なお一次リーグ男子のB,Dグループでの順位は明日の試合ですべて確定します。日本代表男子は明日ガーナとの試合をひかえています。
    本日の結果
    男子

    グループ A : (テッサロニキ) 韓国 3-3 マリ
    グループ A : (ボロス) ギリシャ 2-3 メキシコ
    グループ C : (アテネ) アルゼンチン 1-0 オーストラリア
    グループ C : (パトラス) セルビア・モンテネグロ 2-3 チュニジア
    女子
    グループ E : (ボロス) スエーデン 2-1 ナイジェリア
    グループ F : (アテネ) ドイツ 2-0 メキシコ
    グループ G : (パトラス) ギリシャ 0-7 ブラジル
    グループ G : (テッサロニキ) アメリカ 1-1 オーストラリア

    一次リーグ途中のグループ別結果
    男子

    グループ A : 1位マリ(勝点5)、2位韓国(勝点5)、3位メキシコ(勝点4)、4位ギリシャ(勝点1) ..... 1,2位は総得失点差
    グループ C : 1位アルゼンチン(勝点9)、2位オーストラリア(勝点4)、3位チュニジア(勝点4)、4位セルビア・モンテネグロ(勝点0) ..... 2,3位は総得失点差
    一次リーググループ別最終結果
    女子

    グループ E : 1位スウェーデン(勝点3)、2位ナイジェリア(勝点3)、3位日本(勝点3) ..... 1-3位は総得失点差、1,2位は規定
    グループ F : 1位ドイツ(勝点6)、2位メキシコ(勝点1)、3位中国(勝点1) ..... 2,3位は総得失点差
    グループ G : 1位アメリカ(勝点7)、2位ブラジル(勝点6)、3位オーストラリア(勝点4)、4位ギリシャ(勝点0)




    第9号 : 男子サッカー日本代表は一次リーグで敗退決定

    (2004.08.15)今回はイタリア相手にかなりの攻撃チャンスを作りましたが、前半の3失点を奪い返すことはできませんでした。イタリアの若き守護神GKペリッツォーリに好セーブを連発されて、やはりシュートの正確な選手が出てくることが先決のようです。もう1試合ガーナ戦が残っていますが、ここで一次リーグ敗退が決まってしまい、1968年メキシコ大会以来のオリンピックでのメダル獲得の夢はイタリアにより閉ざされました。今回の一次リーグでは初戦のパラグアイとの試合での開始早々のミスによる失点がやはり悔やまれますし、今日の第2戦も前半1-3ですから試合開始後に集中できていない欠点が日本代表にあるようです。サッカファンのとってはせめて一次リーグ及びオリンピック最後のガーナ戦は最悪でも引き分けて欲しいと思います。
    本日の結果
    男子

    グループ B : (テッサロニキ) パラグアイ 1-2 ガーナ
    グループ B : (ボロス) 日本 2-3 イタリア
    グループ D : (アテネ) コスタリカ 0-2 イラク
    グループ D : (イラクリオン) モロッコ 1-2 ポルトガル


    第8号 : 女子サッカー日本代表はナイジェリアに0-1で敗北

    (2004.08.14)8月14日グループEの日本はナイジェリアとアテネにて対戦し0-1で敗れました。高さ、スピード及び個人技のあるナイジェリアのようなチームとは最近戦っておらず、またスウェーデンとの第1戦のような意気込みが伝わらず、前半に攻守の要の宮本がケガで退場したことに原因を言っても始まりません。幸いにF組の中国が同日メキシコと1-1で引き分けたため、日本女子は1次リーグ突破はなったものの早めに態勢を整えないと準々決勝からは簡単にはいきません。
    なおF組のドイツとG組のアメリカも同日ブラジルを2-0で破り準々決勝進出が確定しました。
    本日の結果
    男子

    グループ A : (アテネ) 韓国 1-0 メキシコ
    グループ A : (テッサロニキ) ギリシャ 0-2 マリ
    グループ C : (イラクリオン) セルビア・モンテネグロ 1-5 オーストラリア
    グループ C : (パトラス) アルゼンチン 2-0 チュニジア
    女子
    グループ E : (アテネ) 日本 0-1 ナイジェリア
    グループ F : (パトラス) 中国 1-1 メキシコ
    グループ G : (イラクリオン) ギリシャ 0-1 オーストラリア
    グループ G : (テッサロニキ) アメリカ 2-0 ブラジル


    第7号 : 開会式前日の8月12日に男子サッカー始まる、男子日本はパラグアイに敗れる。

    (2004.08.12)開会式前日の8月12日現地時間グループBの男子サッカー試合日本対パラグアイがテッサロニキで始まりました。開始から5分、DFの判断ミスから相手にボールを取られ先制点を奪われました。オーバーエージ(24歳以上)枠で加わった小野のPKで同点とするも、チョットした守備の崩壊で前半1-3と引き離されてしまう。後半にはミスを連発した那須をベンチに下げ、小野にキャプテンマークを巻かせボランチにすえ、トップ下には松井を入れ局面の打開を図りました。後半9分には小野が2本目のPKを決めて1点差。同17分には山本ジャパンになってワースト記録となる4点目の失点を喫しましたたが、同36分にFW大久保がゴールを奪い再び1点差と迫りました。後半やっと本来の力を取り戻した日本チームでしたが、4分と表示されたロスタイムの最後の最後まで点を取りにいったが前半の失点を取り返すことは出来ず3-4でパラグアイに敗れました。やはりパラグアイは南米予選でブラジルを破り出場しただけのことはあります。当日ボロスで行われた同じグループBのイタリアとガーナが2-2で引き分けたためにまだ日本にもチャンスはあります。アテネ五輪日本代表サッカーの山本監督は「甘さがでたし、ここで練習を1回もやらせてもらえなかったので選手がナーバスだった。守備を安定させ次のイタリア戦で結果をだすように頑張りたい」とコメントしました。イタリアも当然決勝リーグに残るために全力できますから今日のような守備の崩壊はあってはいけません。
    本日の結果
    男子

    グループ B : (テッサロニキ) 日本 3-4 パラグアイ
    グループ B : (ボロス) ガーナ 2-2 イタリア
    グループ D : (イラクリオン) コスタリカ 0-0 モロッコ
    グループ D : (パトラス) イラク 4-2 ポルトガル


    第6号 : 開会式2日前の8月11日に女子サッカー始まる、女子ドイツ・女子日本はそれぞれ勝利しました。

    (2004.08.11)開会式前の8月11日現地時間グループEの女子サッカー試合日本対スウェーデンがボロスで始まりました。前半24分攻撃で得たFKをDF磯崎がゴール前に送りFW大谷が頭で競り勝ち、相手GKがファンブルしたところへ、FW荒川が突っ込み右足でゴールへ押し込み、この1点を守りきり初戦を勝利で突破しました。日本女子の上田監督は選手にスウェーデンは強いがDFラインの裏に弱点があることを選手に徹底し、その通りのFKが荒川の決勝ゴールを生みました。サッカー日本女子はオリンピック発勝利をあげました。
    同日パトラで行われたグループFではドイツ女子と中国が対戦しました。FIFAの2003年女子年間優秀選手に輝き、W杯でも得点王のドイツFWビルギット・プリンツが4点を挙げ、ドイツは中国に8-0で圧勝しました。前回のシドニー五輪では準決勝でオウンゴールをして銅メダルに終わり、今回主将として悲願の金メダル獲得を目指しています。
    本日の結果
    男子

    グループ A : (テッサロニキ) ギリシャ 2-2 韓国
    グループ A : (ボロス) マリ 0-0 メキシコ
    グループ C : (イラクリオン) チュニジア 1-1 オーストラリア
    グループ C : (パトラス) アルゼンチン 6-0 セルビア・モンテネグロ
    女子
    グループ E : (ボロス) スウェーデン 0-1 日本
    グループ F : (パトラス) ドイツ 8-0 中国
    グループ G : (イラクリオン) ギリシャ 0-3 アメリカ
    グループ G : (テッサロニキ) ブラジル 1-0 オーストラリア


    第5号 : 6月9日サッカー組合せ抽選決定

    2004年6月9日(水)オリンピック アテネ大会でのサッカーのグループリーグ組み合わせ抽選が行なわれました。男子はグループBに入り、パラグアイ、ガーナ、イタリアと対戦し、女子は、グループEで、スウェーデン、ナイジェリアと対戦します。そして男子はオリンピック開幕式1日前の8月12日(木)にパラグアイ、15日(日)にイタリア、18日(水)にガーナと対戦、女子は開幕式2日前の11日(水)にスウェーデン、14日(土)にナイジェリアと対戦します。

    グループリーグの組合せ
    男子のグループリーグ
    グループ A
    グループ B
    グループ C
    グループ D
    ギルシャ、韓国、マリ、メキシコ
    パラグアイ、日本、ガーナ、イタリア
    アルゼンチン、セルビア・モンテネグロ、チュニジア、オーストラリア
    コスタリカ、モロッコ、イラク、ポルトガル
    女子のグループリーグ
    グループ E
    グループ F
    グループ G
    スウェーデン、日本、ナイジェリア
    ドイツ、中国、メキシコ
    ギリシャ、アメリカ、ブラジル、オーストラリア


    第4号 : オリンピックでのサッカー試合予定

    サッカー試合予定表


    第3号 : サッカーが行なわれる5つのギリシャの都市

    2004年アテネ オリンピック大会は8月13日(金)から29日(日)までギリシャにて開催されます。男子女子ともサッカー大会は5つの都市にて行われます。アテネ(カライスカキ・スタジアム32,000人)、ボロス(パンテサリコ・スタジアム20,000人)、イラクリオン(パンクリティオ・スタジアム27,000人)、テッサロニキ(カフタジョグリオ・スタジアム28,000人)、パトラス(パンペロポニシアコ・スタジアム20,000人)です。サッカー競技はオリンピック開催日の8月13日(金)の2日前の11日(水)に行なわれ8月29日(日)アテネにて決勝戦が行なわれます。男子は世界から16ヶ国の選手がつどい予選、準々決勝、準決勝、決勝と戦います。女子は世界から10ヶ国が参加し準々決勝、準決勝、決勝と戦います。2004年6月初旬現在日本は男女とも出場が決定し、ドイツは女子は出場が決定し男子は残り1つの出場枠をかけて競技しています。



    第2号 : アテネオリンピック2004 サッカー出場国>

    2004年アテネ オリンピック大会は8月13日(金)から29日(日)までギリシャにて開催されます。男子女子ともサッカー大会は5つの都市にて行われます。アテネ、ボロス、イラクリオン、テッサロニキ、パトラスです。サッカー競技はオリンピック開催日の8月13日(金)の2日前の11日(水)に行なわれ8月29日(日)アテネにて決勝戦が行なわれます。男子は世界から16ヶ国の選手がつどい予選、準々決勝、準決勝、決勝と戦います。女子は世界から10ヶ国が参加し準々決勝、準決勝、決勝と戦います。2004年6月初旬現在日本は男女とも出場が決定し、ドイツは女子は出場が決定し男子は残り1つの出場枠をかけて競技しています。最終的にはポルトガルに決定しドイツ男子は出場できませんでした。

    男子サッカー出場国(16チーム)
    出場地域及びサッカー連盟:出場枠出場国
    アジア/アジアサッカー連盟(AFC):3ヶ国日本 韓国 イラク
    北中米カリブ海/北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF):2ヶ国コスタリカ メキシコ
    南米/南米サッカー連盟(CONMEBOL):2ヶ国アルゼンチン パラグアイ
    オセアニア/オセアニアサッカー連盟(OFC):1ヶ国オーストラリア
    アフリカ/アフリカサッカー連盟(CAF):4ヶ国ガーナ マリ モロッコ チュニジア
    欧州/欧州サッカー連盟(UEFA):4ヶ国ギリシャ(開催国) セルビア・モンテネグロ イタリア
    ポルトガル


    女子サッカー出場国(10チーム)
    出場地域及びサッカー連盟:出場枠出場国
    アジア/アジアサッカー連盟(AFC):2ヶ国日本 中国
    北中米カリブ海/北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF):2ヶ国アメリカ メキシコ
    南米/南米サッカー連盟(CONMEBOL):1ヶ国ブラジル
    オセアニア/オセアニアサッカー連盟(OFC):1ヶ国オーストラリア
    アフリカ/アフリカサッカー連盟(CAF):1ヶ国ナイジェリア
    欧州/欧州サッカー連盟(UEFA):3ヶ国ギリシャ(開催国) ドイツ スウェーデン



    第1号 : オリンピックで開催された過去のサッカー戦績(男子)

    オリンピックとは世界規模で行われる国際的スポーツ競技大会で、4年に一度行われます。サッカーがオリンピックの正式競技となったのは1908年第4回ロンドン大会からです。しかしサッカーはもうすでにオリンピックの枠を超えてワールドカップ(W杯)として、丁度オリンピックの中間年に開催されており常時行なわれてはいません。前回のアトランタでも行なわれませんでした。W杯と違う点はUNDER-23(23才以下の選手)での試合出場でそれ以上の年齢の選手は登録枠3人までとなっています(1992年のバルセロナから決定)。またオリンピックではブラジルは優勝経験はありません。ドイツも統一以前の東ドイツ時代のがオリンピックでは盛んだったようですし、日本も第19回メキシコ大会で銅メダルを獲得しています。ちなみにW杯は1924年と1928年のオリンピックで2度優勝したウルグアイは1930年に独立100周年を盛大な規模で祝うことになっており、最初のFIFA ワールドカップTMは、1930年7月18日ウルグアイ モンテビデオの100周年記念(センテナリオ)スタジアムで開幕し世界のサッカーにとって新たな時代が始まりました。W杯についてはここをクリックし参照ください。FIFAの歴史についての詳細はここをクリックしてください。
    オリンピックでの女子サッカーに関して言えば1993年IOCが女子サッカーも採用することに決定し、1996年のアトランタ大会から正式競技になりました。アトランタ大会での予選参加は8カ国で日本も参加できましたが7位の成績でした。ドイツ女子は5位でした。次の2000年のシドニー大会では1998年のFIFAワールドジカップ女子の上位7チームと開催国オーストラリアの8チームに限定され日本女子は参加できませんでした。今年2004年アテネ大会では10チーム予選参加となり日本も北朝鮮を破り参加できました。


    開催年及び開催地 金メダル国名 銀メダル国名 銅メダル国名 日本の本戦出場状況
    1896年 第 1回 アテネ xxxx
    1900年 第 2回 パリ xxxx
    1904年 第 3回 セントルイス xxxx
    1908年 第 4回 ロンドン イギリス デンマーク オランダ -
    1912年 第 5回 ストックホルム イギリス デンマーク オランダ -
    1916年 第 6回 中止
    1920年 第 7回 アントワープ ベルギー スペイン オランダ -
    1924年 第 8回 パリ ウルグァイ スイス スウェーデン -
    1928年 第 9回 アムステルダム ウルグァイ アルゼンチン イタリア -
    1932年 第10回 ロサンゼルス ----
    1936年 第11回 ベルリン イタリア オーストリア ノルウェー 準々決勝で敗退
    1940年 第12回 中止(第2次世界大戦で本来なら東京大会となるはずだった)
    1944年 第13回 中止(第2次世界大戦)
    1948年 第14回 ロンドン スウェーデン ユーゴスラビア デンマーク -
    1952年 第15回 ヘルシンキ ハンガリー ユーゴスラビア スウェーデン -
    1956年 第16回 メルボルン ソビエト連邦 ユーゴスラビア ブルガリア 敗退
    1960年 第17回 ローマ ユーゴスラビア デンマーク ハンガリー -
    1964年 第18回 東京 ハンガリー チェコスロバキア 東ドイツ 準々決勝で敗退
    1968年 第19回 メキシコシティ ハンガリー ブルガリア 日本 銅メダル
    1972年 第20回 ミュンヘン ポーランド ハンガリー ソ連/東ドイツ -
    1976年 第21回 モントリオール 東ドイツ ポーランド ソビエト連邦 -
    1980年 第22回 モスクワ チェコスロバキア 東ドイツ ソビエト連邦 -
    1984年 第23回 ロサンゼルス フランス ブラジル ユーゴスラビア -
    1988年 第24回 ソウル ソビエト連邦 ブラジル 西ドイツ -
    1992年 第25回 バルセロナ スペイン ポーランド ガーナ -
    1996年 第26回 アトランタ ナイジェリア
    (女子)アメリカ
    アルゼンチン
    (女子)中国
    ブラジル
    (女子)ノルウェー
    敗退
    (女子)7位
    2000年 第27回 シドニー カメルーン
    (女子)ノルウェー
    スペイン
    (女子)アメリカ
    チリ
    (女子)ドイツ
    ベスト8
    (女子)参加できず
    2004年 第28回 アテネ 男女本戦出場

    オリンピックでの日本のサッカー戦歴
    1936年ベルリン:エントリが16ヶ国のため予選なし出場し1回戦は3-2スウェーデン、準々決勝は0-8イタリアで敗退
    1956年メルボルン:エントリは28ヶ国で日本は予選を韓国と戦い1:1で延長戦でも決着がつかず当時はくじ引きで日本が勝利しオリンピックへ行ったが1回戦は0-2オーストラリアで敗退
    1964年東京:1次グループリーグ(D組だったがイタリアが棄権3ヶ国での予選)は3-2アルゼンチン、2-3ガーナ、決勝トーナメント準々決勝0-4チェコスロバキアで敗退
    1968年メキシコ:1次グループリーグは3-1ナイジェリア、1-1ブラジル、0-0スペインで決勝トーナメントへ準々決勝は3-1フランス、準決勝は0-5ハンガリー、3位決定戦は10月24日アステカスタジアム会場にて地元メキシコを2-0メキシコで破り銅メダル
    1996年アトランタ:1次グループリーグは1-0ブラジル、0-2ナイジェリア、3-2ハンガリーで決勝トーナメントへはいけず敗退
    2000年シドニー:1次グループリーグは2-1南アフリカ、2-1スロバキア、0-1ブラジルで決勝トーナメントへ、ベスト8に進みアデレード競技場で準々決勝をアメリカと戦いスコアは2-2でしたが、PK戦の末4-5で敗退しました。


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