(マールタイプ)超硬スタイラス33mm、クランプ長さ30.5mm、直径3.5mm、半径25µm、角度12度 (ツアイス-TSKタイプ)超硬スタイラス34mm、クランプ長さ30mm、直径3mm、半径25µm、角度11度 単価\30,000
		(ホンメルタイプ)超硬スタイラス32mm、クランプ長さ29.1mm、直径3mm、半径20µm、角度30度 若干寸法が異なるかも知れませんので、要確認 単価\30,000
		(マールタイプ)超硬スタイラス2.5mm、クランプ長さ2.5mm、直径0.5mm、半径25µm、角度19度 単価\40,000
		(ホンメルタイプ)超硬スタイラス20mm、クランプ長さ20mm、直径1mm、半径10µm、角度30度 (テーラ・ホブソンタイプ価格アップ)超硬スタイラス26.7mm、クランプ長さ26.7mm、直径1.6mm 半径10µm、角度30度 単価\30,000

更新：2003年2月

2002年9月　Wetzel社と折衝開始
紙媒体で印刷するだけでは、これだけ会社や個人でコンピュータが使われ印刷も素人がきれいにかつ見栄え良くできる昨今では仕事がなくなります。電子メディアともペーパレスとも言われますが、「印刷技術の良さ」はまだ直ぐには無くなりません。ヴェッツェル社の各種印刷ローラや精密小穴加工技術に期待してさらに交渉してみます。

まず始めに1923年ヴォルター・ヴェッツェルにより創立され、現在ではヴェッツェル・プロセシング・グループとして本部をスイス国境に近いドイツのグレンツッハ・ヴィーレンにおき、ドイツ、スイス、ポーランド及びカナダの6つの会社からなりたっています。そして国際的には印刷・エンボス(浮きだし)業界では有名で、化学繊維業界では紡績スピナレッツを40年以上にわたり、しかも世界60カ国以上に輸出しています。さらに各種材料に対する小穴加工技術はマイクロドリル、EDMから極小パルスレーザーに移り、この技術はレーザー刻印印刷ローラやガスや液体のノズル、航空部品の小穴、化学業界のフィルタに幅広く応用されています。　マイクロホール以外にも小穴を持つ各種部品を製造し、流体、計量、医療の各業界に供給しております。　またこれらのマイクロプロダクトには当然小穴測定技術製品もあります。左の写真はスピナレッツで右はそれらの小穴の例です。

印刷・エンボス(浮き出し)について各種印刷ローラにより壁紙やお菓子などの風袋も作られます。また個人技術もしっかりしており右写真のような手彫りローラにも対応できます。ヴェッツェル社製品としては、レーザー刻印したフレクソローラ、セラミックアニロックス、深グラビアシリンダ、エンボスローラ、不織ボンディングローラ等がありますし、エンボスやパーフォレイトの機械も作っています。

マイクロ製品についてマイクロ製品事業部がまだ出来たての頃は加工はマイクロドリルが主な能力でしたが、EDMをへて、非常に難しい材料その他の理由からレーザードリルやレーザーカッティングが1つの転回点でした。いろいろと社内開発されさらにレーザー技術の進歩からマイクロ製品加工はレーザーが主流になりつつあります。そしてこの技術で紡績スピナレッツでは既にワールドリーダの1社です。マイクロ製品としては紡績スピナレッツはもちろん吸引ガン、ヴェッツェル小穴測定装置'エアーチェック'(スピナレッツの小穴測定用に自社開発製品で左写真)、スクリーンやフィルタ、医療技術・接着などのノズル、測定用精密工具(粗さ計や輪郭形状測定機器のトレーサアームなど)、マイクロドリルもあります。

品質管理ヴェッツェル社は品質志向の管理システムを取り入れ、1995年にはISO9001を取得しました。これは顧客の要求に合わせるための沢山のステップの1つです。社員一人一人が日常生活の中で品質に関して責任を持っていると確信しています。そして日常監査を通して会社のQMシステムを保持しています。右写真は測定用精密工具で他社にOEM供給しています。